木を見て森を見ず

そんなことわざを聞いた事はありますでしょうか？

意味は、物事の一部や細部に気を取られ、全体を見失ってしまう事を言います。

実は、身体にも同じような事が言えるのではないか？と考えています。

例えば多くの人を困らせている、腰痛や肩こりですが、よっぽどひどい時などは、何かしらの施術や治療を受けてみた。

そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか？

マッサージなどを受ける場合に、腰や肩が辛くて・・・と伝えると、『では、腰・肩を重点的にほぐしていきますね』と言う流れになるのが一般的ではないかと思います。

受けてる時、受け終わった後は『気持ちいい〜！スッキリした！』となったものの、時間が経つと共に、あれ？またしんどいな・・・と。

もちろん、楽になって調子がよくなる方もいるでしょう。

ですが、受けた時、受けた後がいいんだけど、その後が長続きしなくて・・・と言う方が多いのも、事実ではないでしょうか？

痛みが出るタイミングと言うのは、人によって様々です。

それと同じように、痛みの出る原因も人によって様々だったりするのです。

そこを分からずして、痛みや辛さのある箇所を聞いて、そこをほぐして・・・だけでは、なかなか本当の解決はしないのが現状です。

痛み・辛さと言う木ばかりに、囚われてしまうと、本当の原因である森を見落としてしまい、長年苦しんでしまう結果になってしまう事となります。

今、気づいたその時に、ぜひ原因解決をしてみませんか？