睡眠と姿勢の関係性

本日は睡眠と姿勢のつながりについてです。

当院に来られる患者様は寝付きの悪さや眠りが浅いなど睡眠に何かしらの不満を抱えている方が多く、そう言われる方のほとんどが猫背や巻き肩といった姿勢の問題も同時に抱えています。

なぜそのような関連性があるのかというと、猫背や巻き肩によって頭が前に出る姿勢になり後頭部から首、背中の筋肉が緊張し、頸椎の歪みが引き起こされるのが原因です。

後頭部〜背中にかけての筋肉の緊張や歪みは脳への血流に影響したり、自律神経に悪影響を及ぼします。

特に自律神経が乱れてくると睡眠の質に多大な影響を及ぼす為、自律神経の乱れを整える事が熟睡できる身体作りでは必要です。

自律神経を整えていくためには

・腸内環境の改善
・運動習慣
・寝る前の過ごし方

など様々な要素が関係し、必要になってきますが、その中心となるのが脳に直接つながる背骨（姿勢）です。

慢性的な肩こり、頭痛、腰痛を改善していく上でも睡眠の質というのはとても重要です。

これまで睡眠の問題を解消しようと薬やサプリメントの服用、その他上記の項目を意識してもなかなか改善しないという方はぜひご自身の姿勢に目を向けてみてください。

参考になれば幸いです。