腰痛は敵では無い！

【腰痛は“敵”ではない】

体が送る、大切なメッセージ。

「腰が痛い」
この言葉を聞くのは、もはや日常のようになっています。

職業柄、私のもとには毎日のように「腰痛がつらいんです」と言って来院される方がいらっしゃいます。
ですが私がまずお伝えするのは、ちょっと意外かもしれません。

それは――
腰痛は、悪いものではありません。

■ 腰痛は“問題”ではなく“結果”

腰痛は、何かがおかしいというサイン。
言い換えれば、「体がこれ以上壊れないように、あなたを止めてくれているブレーキ」なのです。

たとえば──

長時間のデスクワークで前かがみが続いている

片側ばかりで荷物を持つ癖がある

運動不足で筋肉の柔軟性が失われている

骨盤や背骨にズレが生じて神経の通りが悪くなっている

そんな蓄積された小さな歪みやクセが限界を超えたとき、体は「これ以上は危険だよ」と教えてくれます。

それが腰の痛みという形で表れているだけなのです。

■ 痛みだけを取っても、根本は変わらない

ここで注意したいのは、「痛みを感じている場所＝原因の場所」とは限らないということ。

腰に痛みがあっても、
実は原因が「首のゆがみ」や「骨盤の傾き」「足裏のアンバランス」だったというケースはよくあります。

当院の施術では、腰そのものにアプローチする前に、全身の神経・骨格バランスを丁寧に分析します。
ときには、腰には一切触れずに痛みが消えることもあるほどです。

■ 「どこが悪いか」ではなく、「どうすれば治るか」

あなたの体は、あなたが思っている以上に繊細で、そして正直です。
だからこそ、腰痛は敵ではなく「味方」。
大きな不調の前に、あなたに“今、ケアしてほしい”と教えてくれているのです。

当院では、神経の通り道である背骨や骨盤の配列を整え、
体が本来持っている“治ろうとする力（自然治癒力）”を引き出すことを大切にしています。

痛みだけを追いかけるのではなく、痛みの「意味」を受け止めること。
そこから本当の回復が始まります。

「腰痛を治す」というより、
「体を整えた結果として腰痛が消える」──

そんなケア、はじめてみませんか？

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